打ち上げ花火が空を彩る壮観な光景は特別ですが、手持ち花火もまた、夏の楽しみの一つです。
今回は、子どもと一緒に手持ち花火を安全に楽しむためのポイントをいくつかご紹介します。
花火選びは場所に応じて
花火を選ぶ際は、使用する場所をしっかりと考慮することが大切です。
この前、小学1年生の息子とディスカウントストアへ行った際に、季節限定の花火コーナーでいろいろと選びました。特に住宅地で使うことを想定して、大きな音が出ないものや子供でも安全に扱える手持ち花火を選びました。
花火のサイズや音の大きさはパッケージに明記されているため、それを参考にします。子どもが見た目に惹かれるだけで選んでしまうことがないよう、親が同伴して選び、なぜその花火が適切なのかを説明することが重要です。
おうち花火の事前準備：袋から取り出して整えるコツ
夜が暗いとか風が強い日に外で花火の準備をするのは意外に大変です。ですから、室内であらかじめ準備をしておくことがおすすめです。
花火は湿気に弱いので準備は当日にします。
袋から出して花火をばらしておきます。
ばらすだけでもいいですが、風が強い日は使用前の花火が飛んでいきそうになったりすることもあるので、牛乳パックなどを使って花火を立てて保管しておくと、使いたい時に手軽に取り出せて非常に便利です。
消火活動を効率化する工夫：穴開きレジ袋を使ったバケツの準備方法
花火が終わった後の片づけって何気に大変ですよね。
この方法により、花火の後片付けが格段に楽になります。
最初に、レジ袋に箸を使って穴を開け、それをバケツに設置します。バケツに水を入れて使用済みの花火を投入すると、袋を持ち上げるだけで水が切れる仕組みです。穴から水が流れ出るため、迅速に花火を水から分けることが可能です。
レジ袋に穴を開ける際は、袋の底付近に適切な位置を選び、指の幅を目安に箸で穴をあけます。息子と相談した結果、「9か所（3×3の配置）または6か所（3×2の配置）」で穴を開けると良いとのことです。
屋外で使える長時間持続するバケツキャンドルとチャッカマンの使い方
バケツ型キャンドルは小さいもので2時間燃焼、6時間程度持続するものや虫除け効果のあるキャンドルもあります。風が強いときは消えやすいですが、普通のキャンドルよりは消えにくいのであると便利です。
点火にはチャッカマンを使用します。消火する際は、キャンドルに蓋をして消すだけで、これがまた理科の実験のようで面白いですよ。
また、すでに灯っている花火から火を移すこともあるかもしれませんが、その際は火傷に注意し、直接対峙せずに横に並んで火を移すことが安全です。
子供と楽しむ花火：必須アイテム・ヘッドランプ、虫よけ
子供との花火の夜をもっと楽しむため、ヘッドランプ、虫よけの準備がお勧めです。
ヘッドランプ: 多くの公園には街灯がありますが、暗くなるエリアも存在するため、細かい作業をする際にヘッドランプが便利です。
虫よけ: 外に出る前に虫よけを塗ると、虫刺されを防ぎ快適に過ごせます。
これらのアイテムは、子供と花火を安全かつ快適に楽しむための準備の１つに含めると良いでしょう。
花火のための準備ガイド
花火を選ぶ際は、開催場所に応じて適切なものを選びます。また、花火は事前に袋から出して立てておくと便利ですし、消火用のバケツには穴を開けたレジ袋を用意しておくことも大切です。さらに、屋外で使えるバケツ型のろうそくやチャッカマンを準備し、ヘッドランプや虫除けなどの便利なアイテムも用意しておくと良いでしょう。
これらの準備をすることで、親子での花火体験がより充実し、スムーズに楽しむことが可能になります。
