絵を描いていると、「もっと鮮やかな青がほしい！」「深みのある青を作りたい！」と思うことがありますよね。
実は、青色の絵の具は工夫次第でいろいろな方法で作れるんです！
この記事では、市販の絵の具を混ぜて作る方法や、天然素材から青色を作る方法、さらには絵の具を自作する方法まで詳しく解説します。
1. 青色の基本！絵の具の混ぜ方と色の仕組み
青は作れる？作れない？混色の基本
「青ってそもそも混ぜて作れるの？」という疑問を持つ人も多いですよね。
絵の具の三原色は、
- シアン（明るい青）
- マゼンタ（赤紫）
- イエロー（黄色）
の3色です。この中で、シアンとマゼンタを混ぜると「青」に近い色を作ることができます！
青のバリエーションを作るコツ
- シアン + マゼンタ → 鮮やかな青
- 青 + 白 → スカイブルーやパステルブルー
- 青 + 黒 → 深いネイビーブルー
- 青 + 黄色 → 青緑やターコイズ系の色
基本の青を作った後、これらの組み合わせで自分の好きな青に調整してみましょう！
2. 絵の具を混ぜて青を作る方法【アクリル・水彩・油絵】
アクリル絵の具で青を作る
アクリル絵の具は発色が鮮やかなので、シアンとマゼンタを使えばキレイな青が作れます。
おすすめの混色例
- シアン（またはターコイズ）+ マゼンタ → 鮮やかな青
- 青 + チタニウムホワイト → 明るい青（スカイブルー）
- ウルトラマリンブルー + 黒 → 深みのある青
水彩絵の具で青を作る
水彩絵の具は透明感があるので、水の量を調整するだけでも色の濃さが変えられます。
- シアン + マゼンタ（少量）→ 鮮やかな青
- 青 + 水を多めに加える → 透明感のある青
油絵の具で青を作る
油絵の具は混ぜると深みが出やすいので、少しずつ調整しながら混色するのがポイントです。
- ウルトラマリンブルー + ホワイト → 柔らかい青
- プルシアンブルー + 黄色 → 青緑系の色
3. 天然素材を使って青色の絵の具を作る方法
実は、昔から自然の材料を使って青色を作っていました。
天然素材から作れる青の色素
| 素材 | 特徴 |
|---|---|
| 藍（アイ） | 植物由来の深い青 |
| ラピスラズリ | 宝石から作るウルトラマリンブルー |
| プルシアンブルー | 鉄化合物からできる深い青 |
藍染めの絵の具を作る方法
- 乾燥させた藍の葉を粉末状にする。
- アラビアゴムや卵黄と混ぜる。
- 水や油を加えて絵の具状にする。
この方法を使えば、天然素材のオリジナル絵の具が作れます！
4. 自作できる！オリジナル青色絵の具の作り方
「自分で絵の具を作りたい！」という人のために、シンプルな方法を紹介します。
必要な材料
- 顔料（シアン、ウルトラマリンブルーなど）
- 固着剤（アラビアゴム or 卵黄）
- 水 or 油（使う絵の具の種類による）
作り方
- 顔料を細かくすりつぶす。
- 固着剤を少しずつ加えてペースト状にする。
- 水や油を少しずつ加えて、好きな硬さに調整する。
この方法で、自分だけのオリジナル青色絵の具が作れますよ！
5. まとめ：自分だけの青を作って楽しもう！
青色の絵の具は、混色や天然素材、手作り絵の具などさまざまな方法で作ることができます。
🔹 シアン + マゼンタで鮮やかな青を作る！
🔹 白や黒を加えて青のバリエーションを広げる！
🔹 天然素材から作る青色も面白い！
🔹 オリジナル絵の具を作って楽しもう！
あなたにぴったりの青を見つけて、もっと絵を楽しんでくださいね！
