小学校1年生の夏休みの宿題でよく出る「朝顔の観察」。私も子どもと一緒に取り組み中ですが、朝顔についてあまり知らなかったので種ができる時期など調べながら観察してます。私たちの経験をもとに、朝顔の種がいつ、どのようにできるのかをご紹介します。
小1の夏休みの宿題といえば「朝顔の観察」
なぜ理科がない小1で植物の観察をするのか、少し調べてみました。
朝顔は成長が早く、観察がしやすい上に枯れにくいという理由があるようです。我が家も夏休み前に朝顔を持って帰りましたが、立派に育ってもうお花も咲いてました。
種がたくさんできる点も理由の一つかもしれません。
まだ慣れない小学校生活の中、自分の鉢で種を植え、水をあげ、成長を見守るという体験は、学校生活においても有意義ですね。
朝顔の観察ってどんなことをするの?
学校の授業で種を植え、芽が出て花が咲くまでは観察しています。夏休み前に朝顔の鉢を持ち帰り、観察がスタートします。うちの学校では、タブレットで写真を撮って、花や葉の数、手触りなどを観察し、絵日記形式で記録するという宿題でした。
朝顔の種はいつ・どこにできるの?
朝顔の花はいつまで楽しめる?
朝顔の花はどのくらいの期間楽しめるのでしょうか?
朝顔の見頃:7月から10月
一般的に、朝顔の花は7月から10月まで観賞できます。
夏休みが終わると朝顔も終わりだと思うかもしれませんが、実際には10月頃まで美しい花を咲かせ続けることが多いです。
種はできるまで待つしかない!?
朝顔の花自体が長ければ10月頃まで咲いているので、人によっては夏休み中の種の収穫は無理かもしれません。調べてみると種の収穫時期は9月から11月と書いてありました。朝顔の種は、花が終わった後にできます。早ければ8月下旬頃に種をできたという例もあるようなので、私も早くて月末かぁ~と思いつつ様子を見ていましたが、我が家ではお盆前の8月10日頃種を収穫することができました。
朝顔の種はここ!
念のため、種がどこにできるのか紹介しておきます。朝顔は、花が落ちた後、しばらくするとぷっくりとこのような玉ねぎのような形になります。
1週間くらい放っておくとだんだん茶色くなってきました。この玉ねぎ型の中に種があります。
パリパリしていたら種を取り出せます。玉ねぎ型の状態を放置しておくと、自然に割れて種が出てくるそうなので、勝手に割れて種が落ちてしまう前に早めに収穫しておきましょう。
今回はとりあえず3つ収穫することができました。続々と玉ねぎ型ができてるので種はまだまだ収穫できそうです。
夏休みの宿題の朝顔が枯れてしまった場合
夏休みの宿題の朝顔が枯れてしまった場合の対処法
夏休みの観察日記で朝顔が枯れてしまった場合、どう対処すればよいでしょうか?
朝顔の手入れを丁寧に行う
朝顔が再び咲けば、一安心ですね!
ここで親の助けが必要です。一度枯れた朝顔が再び咲いた例もあるので、ぜひ挑戦してみましょう。
枯れたことを素直に記録する
朝顔が枯れてしまったことを素直に日記に書くのも一つの方法です。
枯れた状態を絵に描くことも、学びの一環となります。
うちの学校がそうだったんですが、枯れても鉢に支柱をさしたまま、そのまま持ってきてくださいとの指示がありました。
枯れたからといってすぐに処分してしまわないように気を付けてくださいね。
なぜ夏休み中に朝顔が枯れるのか?
夏休み中に朝顔が枯れてしまう理由は何でしょうか?
水不足
土の量が少ない
日光の当たり過ぎ
水不足
我が家の例ですが、小学校に行くまでに時間が空いてしまい、家に持ち帰った時には土が乾いていました。水が不足すると、朝顔が枯れてしまう原因となります。
土の量が少ない
小学校で使われている朝顔の鉢は小さめです。もっと土を増やせば、枯れにくくなります。
日光の当たり過ぎ
午前中に日が当たる場所が適しています。一日中日光が当たる場所や西日が強い場所は避けましょう。
朝顔を上手に育てるポイント
朝顔を元気に育てるためのポイントをご紹介しますね。
- 土の表面が乾いたら、たっぷりと水をあげましょう。
- 早朝に水やりをし、土が乾いている場合は夕方にもう一度水を与えます。
- 成長した芽を摘む「摘心」を行うと、植物は多くの栄養を吸収できます。
- 花が咲き終わった後は、種を作るためにエネルギーを使います。これが花を咲きにくくする原因となるので、枯れた花は早めに摘み取りましょう。
まとめ
朝顔の種ができるのは9月~10月が多いようですが、早ければ8月中旬あたりに収穫することができます。
花が咲いた後にできる玉ねぎ型の中から収穫できるので気長に待ちましょう。
夏休みの観察日記で朝顔が枯れてしまった場合の対処法については以下の対策を参考にしてください。
- 朝顔の手入れをして、再び花を咲かせましょう。
- 枯れてしまった事実を日記に正直に記録します。
朝顔の開花時期は7月から10月頃までです。
夏休み中に朝顔が枯れる原因としては、水不足、土の量が少ない、日光の当たり過ぎが挙げられます。
朝顔を育てるコツ:
- 土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
- 早朝に水やりをし、土が乾いている場合は夕方にもう一度水を与えます。
- 成長してきた芽を摘む「摘心」を行うと、植物が多くの養分を吸収できます。
- 花が咲き終わった後は、種を作るためにエネルギーを消費します。これにより花が咲きにくくなるため、枯れた花は早めに摘み取りましょう。