パン粉を使った料理は多いですが、計りがないと「何グラムかわからない!」と困ってしまいますよね。
でも安心してください!
キッチンにあるスプーンやカップ、さらには手の感覚を使って、パン粉のグラムを測ることができます。
この記事では、計りがなくても簡単にパン粉の重さを測る方法を詳しく紹介します。
これを覚えておけば、計りがなくても料理の失敗を防ぐことができますよ!
計りがない時のパン粉のグラムの測り方
パン粉を使うレシピは多いですが、計りがないと「何グラムかわからない!」と困ることもありますよね。
そこで今回は、キッチンにある道具や身近なものを使って、パン粉のグラムを測る方法を紹介します。
スプーンやカップで測る方法
大さじを使ったパン粉の測り方
計量スプーンの大さじ(15ml)を使えば、パン粉の重さをある程度測ることができます。
- 大さじ1杯(すりきり) → 約3g
- 大さじ1杯(ふんわり) → 約2g
- 大さじ3杯(すりきり) → 約9g
- 大さじ5杯(すりきり) → 約15g
ふんわり入れるか、すりきりにするかで重さが変わるため、レシピの仕上がりに影響しないよう注意しましょう。
小さじを使ったパン粉の測り方
小さじ(5ml)を使う場合は、次のような目安で測ります。
- 小さじ1杯(すりきり) → 約1g
- 小さじ3杯(すりきり) → 約3g(大さじ1と同じ)
少量のパン粉を測るときに便利なので、覚えておくと役立ちます。
計量カップを使ったパン粉の測り方
計量カップ(200ml)を使えば、一度にたくさんのパン粉を測れます。
- 1カップ(すりきり) → 約40g
- 1/2カップ(すりきり) → 約20g
- 1/4カップ(すりきり) → 約10g
たくさんのパン粉を使うときは、カップで測ると簡単です。
すりきりとふんわりの違い
パン粉はふんわりと空気を含むため、すりきりにするか、ふんわり入れるかで重さが変わります。
レシピで「〇g」と指定されている場合は、できるだけすりきりで測るのが正確です。
正確に測るためのコツ
- パン粉をスプーンに入れたら、ヘラなどで平らにしてすりきる
- ふんわり測る場合は、無理に押し込まず自然に入れる
- 同じスプーンやカップを使い、測り方を統一する
手を使って測る方法
ひとつかみの量を目安にする
手でひとつかみしたときのパン粉の量は、だいたい5g〜7gです。
手の大きさによって多少変わるため、何度か試して覚えておくと便利です。
指先でつまんで測る方法
指先でパン粉をつまんだ場合、おおよそ次のような量になります。
- 親指と人差し指でつまむ → 約1g
- 親指・人差し指・中指でつまむ → 約2g
少量を加えたいときに便利な測り方です。
ひとにぎりの量で測る方法
片手でしっかりパン粉をにぎると、約10g〜15gになります。
両手で軽くすくうと20g前後になるため、大体の目安として覚えておくと役立ちます。
手のひらに乗せて重さを感じる
手のひらにパン粉を乗せて、以前測った量と比べることで、おおよその重さを判断することができます。
慣れてくると、感覚でだいたいのグラムがわかるようになります。
手で測る時の注意点
- 乾燥した手で測る(湿っているとパン粉がくっつく)
- 何度か試して、自分の手の感覚を覚える
- 手の大きさによる誤差を考慮する
食品パッケージを活用する
パン粉の袋の重さをチェックする
パン粉のパッケージには「内容量〇〇g」と書かれています。
袋の重さを確認し、全体を何等分かに分けることで1回分の目安を作れます。
1回分を均等に分ける方法
例えば、200g入りのパン粉なら、
- 10等分すれば1回分20g
- 20等分すれば1回分10g
袋の中で均等に分けるだけで、計りがなくても正確に測れます。
パッケージのカロリー表示から計算する
栄養成分表示に「100gあたり〇〇kcal」と記載があるので、摂取カロリーから逆算して測る方法もあります。
身近な物と比較する
10円玉を使って測る
10円玉は約4.5gなので、パン粉を10円玉の重さと比較すると、おおよそのグラムを測ることができます。
食材と比べて測る方法(食パンの重さと比較)
パン粉の元となる食パン1枚の重さを知っておくと便利です。
一般的に、食パン1枚(6枚切り)は約60g。パン粉にすると約30gになるため、目安にできます。
スマホと比べてみる
スマホの重さは約150g前後なので、その1/10の重さをイメージすると、15gのパン粉がどれくらいか想像しやすくなります。
正確に測れない時の対処法
料理の仕上がりを見ながら調整
揚げ物なら衣の付き具合を見て、ハンバーグなら生地のまとまり具合を見ながら、パン粉の量を調整すると失敗しにくいです。
パン粉の量を増やす・減らす目安
パン粉が多いと食感が軽く、少ないとしっとりします。
レシピにとらわれすぎず、好みに合わせて微調整しましょう。
代用品を使う(クラッカー・コーンフレークなど)
パン粉の代わりに、砕いたクラッカーやコーンフレークを使う方法もあります。
どちらも食感が違うため、仕上がりを考えて調整しましょう。
まとめ
計りがなくても、パン粉の重さを測る方法はたくさんあります。
スプーンやカップを使えば比較的正確に測れますし、手の感覚を活用することで大まかなグラムを判断することもできます。
また、パン粉の袋の表示を見ながら均等に分けたり、身近なものと比較して測る方法も便利です。
特に、大さじ1杯が約3g、小さじ1杯が約1g、1カップ(200ml)が約40gという目安を覚えておけば、さまざまな料理に応用できます。
さらに、手のひらでつかんだ量や指でつまんだ量を知っておくと、ちょっとした調整がしやすくなりますね。
料理は厳密な計量が必要な場合もありますが、パン粉のように多少の誤差があっても問題ない食材なら、こうした簡単な測り方を活用すると便利です。
ぜひ、計りがないときの参考にしてみてください!